～見た目では分かりにくい虫歯のサインと、親ができる気づき方～

「毎日歯を磨いているし、甘いものも控えているのに…」
「見た目はキレイなのに、検診で“虫歯がありました”って言われてびっくり」

こうした声は、保護者の方からよく聞かれます。
実は、子どもの虫歯には「見えにくい・気づきにくい」タイプがあるのをご存じですか？

それが、“隠れ虫歯”と呼ばれる虫歯です。

隠れ虫歯とは？見た目はキレイでも進行している虫歯

隠れ虫歯とは、歯の表面は一見きれいに見えるのに、内側で虫歯が進行している状態のこと。
とくに、子どもの歯はやわらかく虫歯が広がりやすいため、表面の小さな穴から中で一気に広がってしまうことがあります。

特に多い場所は…

• 奥歯のかみ合わせの溝（特に生えたての永久歯）
• 歯と歯の間（隣接面）
• 詰め物やシーラントの下

こうした部分は、目で見ても分かりにくく、痛みなどの症状も出にくいため、
親御さんが気づきにくいのが特徴です。

なぜ子どもに“隠れ虫歯”が多いの？

● 歯の質がやわらかく、進行が早い
乳歯や生えたての永久歯は大人の歯よりも構造がやわらかいため、虫歯が広がるスピードがとても早いです。

● 生えたばかりの歯は溝が深い
6歳臼歯など、生えたての奥歯はかみ合わせの溝が複雑で、磨き残しが多くなりやすいです。

● 痛みを感じにくい
神経が未成熟なため、かなり進行するまで痛みを感じにくい＝気づきにくいということも多くあります。

見た目で分からない“隠れ虫歯”をどう見つける？

ご家庭では難しいことも多いですが、次のような小さなサインを意識すると、早期発見につながります。

■ 子どもが奥歯を嫌がる、噛みにくそうにする
■ 冷たいものや甘いものに一瞬だけ「ん？」という反応を見せる
■ 歯ぐきが赤くなっている・なんとなく口臭がある
■ 同じ歯ばかりで噛んでいる
■ 歯と歯の間に黒っぽい影が見える（特にフロスのとき）

これらは“確実な虫歯のサイン”ではありませんが、
何か気になる変化があれば早めにチェックすることが大切です。

歯医者ではどう見つけるの？

● 視診だけでなく、レントゲン検査で内部の虫歯をチェック
● 必要に応じてシーラントやフッ素塗布で予防処置
● 歯みがき指導や食生活のアドバイスも含めて総合的にケア

歯医者で定期的なチェックをすることによって、
「見た目では気づけない虫歯」を早期に発見・処置することができます。

保護者の方へ：定期検診が“いちばんの予防”

お子さまの歯は、これから一生使っていく大切な財産です。
「まだ乳歯だから…」と思って放置してしまうと、永久歯の生え方や歯並びにも影響することがあります。

佐伯区にあるえみたす歯科・矯正歯科 イオンタウン楽々園院では、
お子さまの年齢やお口の状態に合わせて、やさしく・怖くない検診を行っています。
虫歯のチェックだけでなく、磨き方や食べ方のアドバイスまで、親子で一緒に学べる機会にしていただけます。

まとめ｜隠れ虫歯は「ない」のではなく「見えない」だけかもしれません

• 子どもの隠れ虫歯は、見た目では分かりにくいことが多い
• 歯の内側や歯と歯の間から、知らないうちに進行する
• 小さなサインに気づいたら、早めに歯医者でチェック
• 定期検診と正しい予防ケアが、将来の健康な歯を守るカギ

えみたす歯科・矯正歯科 イオンタウン楽々園院では、
皆さまのお子さまのお口の健康を、一緒に見守っていける歯医者でありたいと考えています。

気になることがあれば、どんな小さなことでもどうぞご相談ください。
スタッフ一同、安心してご来院いただけるよう、やさしく丁寧に対応いたします。

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〒731-5136 広島県広島市佐伯区楽々園4丁目14-25
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