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【マウスピース矯正 vs. ワイヤー矯正】どちらがいい?徹底比較!

お口の豆知識

歯並びを整える矯正治療には、マウスピース矯正ワイヤー矯正(ブラケット矯正)があります。それぞれの特性やメリット・デメリットを理解し、ライフスタイルや治療ニーズに合った方法を選ぶことが大切です。見た目・痛み・治療期間・通院頻度・適応症例などの観点から比較し、どちらが適しているのか解説します。


1. マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正は、透明な樹脂製のマウスピース(アライナー)を装着し、少しずつ歯を動かす矯正方法です。代表的なブランドに「インビザライン」や「クリアコレクト」があります。

メリット

目立ちにくい
透明なマウスピースのため、装着していてもほとんど目立ちません。接客業や人前に出る仕事の方に適しています。

取り外し可能で衛生的
食事や歯磨きの際に外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、むし歯や歯周病のリスクが低い。

痛みが少ない
ワイヤー矯正に比べて、歯にかかる力が分散されるため、痛みを感じにくい傾向があります。

金属アレルギーの心配がない
金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心して治療できます。

通院頻度が少ない
2〜3か月ごとに一度の通院が一般的で、忙しい方にも向いています。

デメリット

適応できる症例が限られる
骨格的なズレや重度の歯列不正(叢生、開咬、過蓋咬合など)には不向きな場合があります。

1日20〜22時間以上の装着が必須
装着時間が足りないと計画通りに歯が動かず、治療期間が延びることがあります。自己管理が苦手な人には向いていません。

取り外しの手間がある
食事のたびに外し、歯磨き後に再装着する必要があるため、外食が多い人には負担になることも。


2. ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正は、歯にブラケット(装置)を装着し、ワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。金属製のものが一般的ですが、目立ちにくいセラミック製や白いワイヤーを使用することもできます。

メリット

幅広い症例に対応
軽度〜重度の歯並びの乱れや、骨格的な問題があるケースでも治療可能。

装着時間を気にしなくてよい
取り外しの必要がなく、装着時間を意識する必要がないため、自己管理が苦手な人にも向いています。

治療期間が短くなることも
マウスピース矯正より強い力をかけられるため、症例によっては早く終わることもある。

デメリット

目立ちやすい
金属のブラケットとワイヤーが歯に固定されるため、見た目が気になる人には不向き。

痛みを感じやすい
ワイヤーの調整後に強い痛みを感じることがあり、口内炎ができやすい。

食事制限がある
硬いもの(ナッツ・氷など)や粘着性のあるもの(ガム・キャラメルなど)は装置が壊れるリスクがあるため、食事の際に注意が必要。

歯磨きがしにくい
装置の隙間に食べかすが残りやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧な歯磨きが必要。


3. マウスピース矯正 vs. ワイヤー矯正 比較表

項目マウスピース矯正ワイヤー矯正
見た目透明で目立たない金属が目立ちやすい
痛み比較的少ない強い痛みを感じることも
治療期間1.5〜3年1〜2.5年
通院頻度2〜3か月に1回1か月に1回
適応症例軽度〜中程度の歯列不正軽度〜重度まで対応
自己管理1日20〜22時間の装着が必要装着の管理は不要
衛生面取り外せて清潔歯磨きがしにくい

4. どちらが向いている?患者さまタイプ別おすすめ

患者タイプおすすめの矯正方法
人前で話す仕事(接客業・営業職など)マウスピース矯正(見た目が気にならない)
自己管理が苦手ワイヤー矯正(取り外し不要)
軽度〜中程度の歯並びの乱れマウスピース矯正
重度の歯列不正や骨格的な問題があるワイヤー矯正
矯正治療中も食事を楽しみたいマウスピース矯正(取り外し可能)

5. まとめ

どちらの矯正方法にもメリット・デメリットがあり、患者のライフスタイルや歯並びの状態に合わせて選ぶことが重要です。

  • 見た目を重視し、取り外し可能なものを希望するなら「マウスピース矯正」
  • 適応範囲が広く、自己管理が不要で確実に治療したいなら「ワイヤー矯正」

矯正治療は長期間にわたるため、無理なく続けられる方法を選びましょう。専門医と相談し、自分に合った矯正方法を見つけることが大切です。

どちらの矯正が適しているか無料カウンセリング受付中!お気軽にご相談ください。

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