【口内炎の原因と対処法】痛みを和らげる方法と定期検診の重要性

2025.03.11 お口の豆知識

「口内炎が痛くて食事がしみる…」「頻繁に口内炎ができるけど、原因は何？」

口内炎は多くの人が経験する身近なトラブルですが、放置すると治りにくくなったり、
繰り返しできたりすることもあります。
実は、 口内炎が頻繁にできる背景には、お口の健康状態や生活習慣が深く関係しています。

口内炎ができる原因と、早く治すための対処法、
そして 口内炎を予防方法 について詳しく解説します！

【口内炎ができる原因】

口内炎にはいくつかの種類があり、それぞれ原因が異なります。

1. 栄養不足（ビタミン不足）

ビタミンB群や鉄分、亜鉛が不足すると、口内の粘膜が弱くなり、口内炎ができやすくなります。
■ ビタミンB2・B6を多く含む食品：レバー、卵、納豆、バナナ
■ 鉄分を多く含む食品：ほうれん草、赤身の肉、魚
■ 亜鉛を多く含む食品：牡蠣、大豆、ナッツ類

2. ストレス・疲れ

過労やストレスが続くと、免疫力が低下し、口内炎が発生しやすくなります。
しっかり睡眠をとり、リラックスする時間を持つことが大切です。

3. 口の中の傷・刺激

■ 食事中に誤って噛んでしまった
■ 矯正装置や合わない入れ歯が当たっている
■ 熱い食べ物や辛いものの刺激

これらが原因で口の中の粘膜が傷つき、
そこに細菌が繁殖することで口内炎が悪化することがあります。
歯科医院での定期検診を受けることで、歯並びや噛み合わせのチェックを行い、
口内の傷を予防できます。

4. ウイルス・細菌感染

ヘルペスウイルスやカンジダ菌が原因でできる口内炎もあります。
特に、免疫力が落ちているときに発症しやすいため注意が必要です。

5. アレルギー・ホルモンバランスの変化

■ 歯磨き粉や食品の成分に反応している
■ 女性の場合、生理前後や妊娠中のホルモン変化が影響

6. 口内環境が悪いことで発症しやすい病気

口内の環境が悪化すると、口内炎だけでなく、以下のような病気のリスクも高まります。

■ 歯周病：歯茎が腫れ、炎症を起こしやすくなる
■ ドライマウス（口腔乾燥症）：唾液の分泌が減り、細菌が繁殖しやすくなる
■ 口腔カンジダ症：免疫力低下によって、口内に白いカビのようなものができる
■ 舌炎：舌が赤く腫れたり、ヒリヒリと痛む

【口内炎の対処法】

「できてしまった口内炎を早く治したい！」そんなときの対処法をご紹介します。

✔ 市販の口内炎治療薬を使用
口内炎用の軟膏やパッチ（貼るタイプ）を使うと、痛みを和らげ、治りを早める効果があります。

✔ ビタミンB群を積極的に摂る
食事やサプリメントでビタミンB2・B6を補給すると、粘膜の回復をサポートします。

✔ うがいで清潔を保つ
殺菌作用のあるうがい薬や、塩水うがいをすることで、口の中の細菌を減らし、炎症を抑えます。

✔ 口の中を乾燥させない
唾液が減ると細菌が繁殖しやすくなります。
こまめに水を飲み、ガムを噛むなどして唾液分泌を促しましょう。

✔ 辛い・熱い・刺激物を避ける
カレーや炭酸飲料など、刺激の強い食べ物は口内炎を悪化させるため、控えましょう。

【定期検診で口内炎を予防しよう！】

口内炎の原因はさまざまですが、 定期検診を受けることで、
口内環境を整え、口内炎のリスクを減らすことができます。

✔ 噛み合わせや歯並びのチェック
矯正装置や詰め物が当たって口内炎ができる場合、調整することで予防できます。

✔ プロのクリーニングで口内を清潔に
歯垢や歯石を取り除くことで、細菌の繁殖を防ぎ、口内炎ができにくい環境を作ります。

✔ ドライマウス対策で口の中の潤いを保つ
唾液の分泌が少ないと口内炎ができやすくなります。
歯科医院では、適切なケア方法をアドバイスできます。

口内炎を繰り返している方、なかなか治らない方は、
一度歯科医院でお口の状態をチェックしましょう！

【まとめ】

■ 口内炎の原因は、栄養不足・ストレス・口の中の傷・感染・口内環境の悪化などさまざま
■ できてしまった口内炎は、薬やうがいでケアし、刺激物を避ける
■ 定期検診を受けることで、口内炎の原因となる口腔環境を整えられる
■ 噛み合わせや詰め物の調整、クリーニング、ドライマウス対策が予防に効果的

広島市佐伯区楽々園周辺で 口内炎の予防・治療を相談したい方 は、「えみたす歯科・矯正歯科」へ！
定期検診や口腔ケアで、健康な口内環境を維持しましょう。